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フリードプラス(ハイブリッド)の1年レビュー

こんにちは。

以前に、子育てにカーシェアリングはありか?という記事で「全然アリ」と買いていたんですが、なんとその後に付近のカーシェアステーションが大量閉鎖されるという事態に陥りました。

qwertyui777.hatenablog.com

さらに、子供が二人に増えたことで、自転車での移動が怖くなったということもあります。自転車は、子供を前後に載せられる子乗せタイプの電動アシスト付きのママチャリを持っていたのですが、実際に二人を乗せて走れるのかと考えたら自分に自信がなくなりました。

そんなわけでわが家は、より快適に、より安全にを目指して、2022年の秋にホンダのフリードプラス(freed plus)を中古で購入しました。

購入から1年と少し経ったので、燃費を中心にレビューしていきます。

 

1.フリードプラスハイブリッドの燃費は?

誤算!燃費を良くする運転ができない

わが家のフリードプラスはハイブリッドモデルです。環境負荷をできるだけ減らしたいと思って、車にこだわりのない私が、ひとつだけこだわったポイントです。いや、もうね、自転車から車に乗り換えている時点で、環境汚染しまくりなんですけどね。

こだわって買ったはずのハイブリッド車ですが、実は残念ながら燃費を意識した運転は出来ていないんですよ。

というのも、ハイブリッド車で燃費よく走るには、電気モーターを効率よく動かす必要があるそうなんです。具体的には、加速時にアクセルをグイッと踏み込んでモーターを動かし、その後は惰性で走り、止まる時はブレーキを強めに踏んで回生ブレーキで蓄電する、という感じらしいのですが、これって程度の差こそあれ「急発進、急ブレーキ」になっちゃいますよね。

そういう走り方は、子供が乗ってたらなかなか出来ないので、私は、逆にそろりそろりと加速して、すーっと止まるを意識して運転してます。全くの逆ですね。

ここは完全に誤算でした。

燃費を意識しない走行を続けた結果

では、燃費(モーターのアシスト)を意識した運転ができていないわが家のフリードプラス(ハイブリッド)はどれくらいの燃費なのでしょうか?燃費実測値がこちらです。

高速道路を使った日は、リッターあたり20km以上、街乗りだとリッターあたり14〜15kmというところですね。本気で燃費を意識して走ればもうちょっと上がるのかな。

逆に、渋滞と信号の多い京都の街中を普通に走ってもリッターあたり10kmを下回っていないのは、さすがはハイブリッド!とも思います。

2. フリードプラスに乗ってよかったこと

フリードプラスってどんな車なんだろう?と気になってこのページを見に来ていただいた方は、すでに車のスペックのことはだいたいご存知だと思います。

ですので、ここでは「荷物がたくさん乗る」だとか、「シートがフルフラットになって車中泊ができる」と言うようなことは敢えて書かずに、子育て中に「助かった〜」と思ったリアルな良さを挙げておきます。

先に言っておきますが、結構地味な内容です。

実用に耐えうるウォークスルー

フェミリーカーによくある機能の一つ「車内ウォークスルー」ですが、実際はその通路が狭くて通れない車もあるんです。

実は、私がカーシェアリングで良く借りていたスズキのソリオもそうでした。

設計上は、運転席と助手席の間を通ってリアシートへ行けるようにはなっているんですが、身長160cmの私ですら狭すぎて通れませんでした。(ソリオはフリードに比べて車体が一回り小さいので、仕方がないことではあります。ソリオはソリオで小回りのきく良い車でした)

ウォークスルーはなきゃないで何とかなることも多いのですが、子育てをしていると車のドアを開けたくない場面って意外とあると思います。

たとえば小さい子供をチャイルドシートに乗せるときに、ドアを開けて外から親がやっていると、夏は蚊が入ってきますし、冬はせっかく温めた車内の温度が一気に下がります。

なので、子供と一緒に後部座席に入って、ドアを閉め、子供達を座らせた後にそのままウォークスルーで運転席に行けたらすごく助かるんですよね。

ウチは屋根のない駐車場なので、雨の日も同様で、子供と一緒に車内に入ってから運転席に行けば、濡れる被害は最小限です。

なので、車内ウォークスルーが実用的なサイズ感(幅)で設計されているのは、とてもありがたいです。

とは言えね、多分、フリード以上のサイズの車に乗っている人から見ると、フリードもまだまだ狭いわ!って思うのかもしれません。あくまで、ソリオしか知らなかった私からすると、「このウォークスルー、実用に値する!」と感動ものでした。

気軽に乗れるギリギリのサイズ

これは完全に私の主観ですが、今乗っているフリードプラス以上のサイズの車だと、自転車感覚ではお出かけできなかったと思います。

私は、バックの車庫入れと狭い道での行き違いにものすごくプレッシャーを感じる人間なので、もともとは取り回しの良いコンパクトハイトワゴン(ソリオとかルーミーとか)に興味を持っていました。

でも、キャンプに行きたいとか、遠くまでドライブ旅行したいという子育て中の夢もあったので、もう一回り大きい車の方が余裕があるかも。。。と思い始めて出会ったのがフリードでした。

そして最終的に、フリードプラスを選んだわけですが、やはり狭い駐車場での駐車や狭い道での行き違いはいまだに少しドキドキします。(バックモニターも各種センサーも付いていてなお怖いチキンです)

もし普通サイズのミニバンだったら、駐車場が狭い場所には乗っていかないだろうし、子供の送り迎えに行くだけで憂鬱だったかもしれません。

3.フリードプラスの残念なところ

正直言って車への不満はないのですが、敢えて挙げるとしたら、デザイン(外観)ですかね。モルカーみたいな可愛らしい形なので、子供はめちゃくちゃ気に入っているんですが、私はまだ良さを掴みきれていません。

多分私は、バンとかワゴン車タイプの車の形に惹かれない人間なんでしょうね。

とはいえ、わが家のライフスタイルと機能性を追求した結果、この車に行き着いたわけですから、見た目の魅力を凌駕する機能性の良さがあると感じています。

 

4. フリードプラスを一言で言うと

「ちょうどいい」

これ、ホンダが言っているフリードシリーズの公式キャッチフレーズなんですけどね。私はその事を知らずに、普通にそう思いました。

使い勝手が「ちょうどいい」。サイズ感が「ちょうどいい」。価格に対してのクオリティが「ちょうどいい」。(ウチは中古やけどね)。

外観の良さが掴めないとか言いつつ、毎日の移動の相棒としてはちゃーんと気に入っています。

はい。ここまでフリードのことをめっちゃアゲて書いてきましたが、皆さんに取ってもちょうどいいかどうかは、実際問題皆さんにしかわからないこと。購入前にはいろんな車を試乗する事をお勧めします。

皆さんに良い車が見つかりますように。