【レビュー】そいねーるロング使用2か月
ベビーベッド「そいねーる」を2か月使ってみての感想です。
2020年8月追記:使用9か月のレビューも書きました。
私は里帰り出産をしなかったので、赤ちゃんを連れて病院から家に帰った日から、ベビーベッドの「そいねーる」を使っています。帝王切開後の体がしんどかった時期でも使いやすかったですし、うちの間取りや生活スタイルにも合っていて、このベビーベッドを買ったのは正解でした。
特に、寝室が狭かったり、和室がなかったりと、家の間取りに制約がある人にはとっては一つの選択肢になると思いますよ!
1.そいねーるがおすすめな人
家に和室がなく、ベッド生活の人
うちの家(2LDKの賃貸マンション)には和室がなく、全部屋がフローリングの洋室です。
今までその生活に不便を感じたことはなかったのですが、出産準備をしながら育児書を読んでいると、だいたい和室がある前提で、「お母さんの布団の横に、赤ちゃん用の布団を敷いて寝ましょう」というようなことが書いてあるんですよね。
リビングの床に布団を敷くしかないのか?でも、うちの家は冬の床からの冷え込みがきついので、できれば床で寝るのは避けたいな、と悩んでいた時に出会ったのがそいねーるでした。
寝室にフルサイズのベビーベッドを置けない人
私がそいねーるに惹かれた理由は、実はもう1つあります。それは、うちの狭い寝室に入れても部屋が狭くなりすぎないことです。
うちの寝室は5畳ほどで、そこにクイーンサイズのベッドを入れています。それだけですでにかなりいっぱいいっぱいなので、大きなベビーベッドは置けません。
そいねーるは、通常のベビーベッドよりも幅が狭いうえに、親のベッドとぴったりとくっつけられるため、親のベッドとベビーベッドの間に人が通るためのスペースも不要です。
そのサイズ感がうちの寝室にぴったりだと思ったので、ほぼ即決な感じで購入を決めました。
5畳程度の部屋にも、クイーンサイズのベッドと一緒に入ります。
子供が3~4歳になるまでベビーベッドを使いたい人
これに関しては、うちの子はまだ0歳なので、今後の予定ということでお読みください。
一般的なベビーベッドに寄せられた先輩ママの口コミを見ていて多かったのが、「思ったよりも短い期間しか使えなかった」というもの。せっかく買ったベッドがすぐに使えなくなるなんて、もったいないことこの上なし!!何とか長く使いたいものですよね。
さて、使えなくなる理由を読んでみると、つかまり立ちをする月齢になると柵を乗り越えて転落する危険性があるので使うのをやめたという人が多いようです。サイズ的にはまだ使えるのに、捨ててしまうなんてますますもったいない!!でも、子供の安全は何にも代えがたいということも納得です。
とはいえ、見方を変えれば転落の危険を回避できればもう少し長く使えそうです。つまり、リビングでのお昼寝場所としてベビーベッドを使うならつかまり立ちの時期までしか使えないけれど、寝室で夜に寝る場所として親と一緒に使うのであれば、もっと長く使えるのではないかと思っています。
そいねーるは通常のベビーベッドと同様に四方に柵があり、独立したベッドとしてリビングなどで使うこともできます。寝室とリビングを行き来できるように、キャスターも付いています。(親のベッドとの連結と取り外しも簡単にできるようになっています)
しかし、うちでは常に寝室で親のベッドと連結させた状態で夜だけ使おうと思っています。基本的には親と一緒に寝るか、モニターで監視する前提です。
男の子の平均身長は4歳で100cmほどだそうなので、そいねーるロングを拡張させた状態(135cm)で使えば、3~4歳までは使えるかなと考えています。
ただし、幅が50cmと普通のベッドより狭いので、寝返りをしたら親のベッドにはみ出してくる前提ですね。この場合も、親のベッドと段差なくぴったりとくっ付けられるようになっているので、マットレスの間に挟まったりすることはなさそうです。
現状、2か月でのサイズ感はこんな感じ。長さはまだまだ余裕があります。
本来は親子3人でゆったり寝れる広いベッドがあるのが理想ですが、今の家の間取りではそれもかなわず、さらに、子供部屋を作って子供を寝かすのはもう少し先でいいかな?との思いもあり、今はクイーンサイズのベッドをそいねーるで50cm拡張して、親子3人で寝ようと思っています。
2.そいねーるのここが便利!
寝ている赤ちゃんにすぐに手が届く
そいねーるは親のベッドにぴったりとくっつけることができ、間に柵を立てる必要もないため、自分が寝たままで、赤ちゃんにさっと手が伸ばせます。
夜中に、泣いたときにすぐに抱っこできたり、ブランケットを掛けなおしてあげたりとというお世話が、和室で布団を並べて寝ているのと同じ感覚でできます。
また、退院後すぐは夜中に「赤ちゃん、ちゃんと息してるかな??」と妙に不安になったりしたので、そんなときもさっと手を伸ばして赤ちゃんの顔や手にふれられたのは、私の安心にもつながりました。
親のベッドと段差なくつながる
そいねーるは、和室で布団を並べて寝る感覚をベッドで再現している優れもののベッドです。
うちの子は寝るときに手を握ってあげないと落ち着かないのですが、私がベビーベッドのほうに手を出しても、親のベッドとの境界に手に当たるものが何にもないので、手が楽です。
また、おむつ替えの時も、親のベッドのほうにおしりを出して、スペースを広く使いながら替えられるので、とても便利です。
今後、赤ちゃんが寝がえりと打つようになっても、ベッドの境目にフレームも段差もないので、ぶつかったり、挟まったりという危険もなさそうです。
3.そいねーるの改善してほしい点
かなり便利に使っているそいねーるですが、ちょっと使いにくいなと思う点が一つあります。それは、ベッド下部の収納です。
そいねーるは、親のベッドにぴったりと付けて使うという特性上、下の収納スペースの扉が、ベッドの頭側と足側につけられています。そのため、扉の幅が狭くなってしまい、大きなものが入れにくいのです。収納スペース自体が大きいので、余計にもったいない感じがします!
例えば、まとめ買いしたおむつを入れようと思っても、大容量パックはこの扉を通らないため、少量のパックを買うか、袋から出してばらして入れるしかありません。
構造上難しいのかもしれませんが、この扉がもう少しだけ広ければもっと使いやすくなるのにな~と感じています。
4.付属品について
そいねーるの基本セットは本体、マットレス、拡張セット(そいねーるロングのみ付属)です。
他には、別売りですが掛け布団セットとベッドガードがあります。
私は掛け布団セット(掛け布団、掛け布団カバー、ベッドパット、防水シート)を購入しました。
ただ、実際に使っているのは防水シートだけです。マットレスのサイズに合った防水シートとベッドパットが便利そうだと思って買ったのですが、ベッドパットは汚れるたびに洗って干すのが面倒くさくなって、今は乾燥機にかけられるタオル地の足ふきマットをパッド代わりに代用しています。
布団に関しても、赤ちゃんはふわふわの布団では窒息する危険があると聞いたので、新生児の時はおくるみにブランケット、2か月になった今はスリーパーにブランケットをかけて寝かせています。かけ布団デビューは来年の冬になりそうです。
唯一使っている防水シートも、市販品の防水シートをマットレスの下に折り込んで使ってもよかったなと、今になってみれば思います。
掛け布団セットは、活用しているとはいいがたいので、正直買わなくてもよかったかもしれません。
むしろ買うべきだったのは、ベビーガードのほうだったかも。。。ベッドの幅が狭いので、寝返りを始めたら柵にぶつかってしまうかも、と心配です。ただ、うちの子はまだ寝返りをする月齢にはなっていないので、今は様子見中です。
そうそう、掛け布団セットには掛け布団のカバーはあるのですが、マットレス用のシーツはありません。普通はベッドパットをかけるのでしょうが、うちはベッドパットを封印したので、代わりに普通の布をマットレスの下まで折り込んでシーツ代わりにしています。
5.まとめ
そいねーるは幅が狭くてスリムなうえに、親のベッドとぴったりとくっつけられるので、寝室が狭いお家にぴったりです。布団を並べて敷く感覚をベッドで体験できるので、お世話もとってもラク!!
ただし、幅が狭いということは、赤ちゃんの寝るスペースも狭くなるので、単体で使うのはあまりお薦めできないかも。
あくまで親のベッドの幅を拡張するツールと思って使うのがいいと思います。
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