【レビュー】ベビーバス シュナグル
こんにちは。
先日、うちの子が1歳1か月になりました。赤ちゃんを育てながらの1年って速いですね!!とくに後半の半年は、できること・わかることがどんどん増えて、日々発見があり、よりスピード感がありました。
飛ぶように過ぎるとはまさにこのことだなと感じる1年でしたが、ということは、私も飛ぶように1歳年をとったということに気づき・・・(遠い目)
さて、気を取り直して今回のレビューはベビーバスのシュナグルです。
年末の片付けもかねて、使用機会が減った息子の道具類を整理していて、ふとこのベビーバス「シュナグル」のことを思い出しました。
ちょっと変わった形をしていますが、とっても便利なお風呂で、「無理しない」がモットーの我が家にピッタリでした。
うちで息子の入浴シーンを見た友人や親類はみんな口をそろえて「画期的!!」と言ってくれるアイテムなんですが、私自身が買う時には周りに使かっている人がおらず、購入を迷った経緯があります。
この記事が購入を迷われている方の参考になればうれしいです!
シュナグルの特徴
キッチンのシンクで沐浴させられる
シュナグルの特徴的な形は、シンクに入れて使うことを想定してのもの。赤ちゃんは、バスタブの立ち上がった部分にもたれるようにして入浴します。
シンクで入浴させることで、お世話をする人が無理な姿勢をとる必要がなく、腰や背中への負担が大幅に減ります。
さらに、わざわざお風呂へ連れて行かなくてもいいので、家事の動線が短くなる、部屋の温度管理がラクになるというメリットもあります。
お湯の中で赤ちゃんが安定する
先ほども書いたように、赤ちゃんはバスタブにもたれるようにして入浴します。
お尻は底面についていますし、そのお尻が前へとズレないように、ストッパーの役割を果たすでっぱりもあります。
背中、おしり、ふとももで赤ちゃんの体を支えるので、まだ自分で座れない赤ちゃんでも、安定した状態でお風呂に浸かることができます。
もちろん、首が座っていない新生児は首の後ろから頭を支えておく必要がありますが、その場合も、頭を支えている腕をバスタブの縁で休ませることができるので、腕が楽です。
不自然な姿勢を続ける必要がないので、新生児のお世話で肩こりや腱鞘炎に悩まされている方にもおすすめです。
長く使える
見た目がコンパクトなシュナグルですが、意外と長く使えるのも特徴です。
うちの場合は、8か月近くになるまで毎日欠かさず使っていたので、「使い切った!」という達成感と共にベビーバス卒業を迎えることができました。
参考までに我が家の月齢ごとの使い方は、こんな感じでした↓。
退院~7か月
キッチンのシンクで使用。
1か月を過ぎたあたりで、育児書に従ってお風呂での入浴を試みましたが、ギャン泣きされて断念。そう、うちは「無理しない」がモットーなのです(笑)
7か月半ばになると、子供がキッチンのカラン(蛇口)にぶら下がろうとしだしたので、さすがにキッチンでの入浴を卒業させることに。
7か月~8か月
直接お風呂に入れることを、息子にギャン泣きで全拒否されたため、お風呂場でシュナグルを使って入浴させていました。(これだと泣かないから不思議)
かがまないで短時間で入れるというスタイルを貫くため(ここまで来たらとことん無理をしたくない)、自分は服を着たままで、お風呂の椅子に腰かけてお世話していました。
8か月半になると、息子がシュナグルの中で立ち上がって外へ歩き出そうとしたので、ついにベビーバス卒業を決意。
8か月以降
普通のお風呂に大人と一緒に入浴。
うちの場合はつかまり立ちがしっかりしていたので、湯船のふちなどを持たせると、一人で待っていられるようになっていました。(気づくの遅い)
バスルームでシュナグルを1ヶ月使ったことで、今度は大泣きされることもなくお風呂デビューを果たせました。
まさに三度目の正直!無理せずとも、時期が来ればすんなりと卒業できるもんです。
赤ちゃんが落ち着くサイズ感
大きなお風呂を怖がる息子を見ていると、どうやら赤ちゃんは意外と狭い空間が好きみたいです。
広いお風呂に手足を伸ばして入りたいと思うのは大人の発想で、赤ちゃんは小さなお風呂のほうがリラックスできる模様。
目玉おやじがお茶碗のお風呂でくつろぐ感じのサイズ感がちょうどいいようです。(息子とシュナグルのサイズ感は、まさにそんな感じでした!)
何が便利?(実際の使用感レビュー)
一人で、短時間で沐浴させられる
私より数年早く子育てを経験していた友人たちから入浴に関して話を聞くと、「赤ちゃんと一緒にお風呂に入ると、自分がゆっくり入れない」という言葉が必ず返ってきました。
しつこいようですが、我が家のモットーは「無理をしない」。
「お風呂は毎日のことだし、自分がゆっくり入れないのはイヤだ!」と思ったことから、私のベビーバス探しは始まりました。
確かに、ほとんどの育児書には、赤ちゃんは1ヶ月ごろから、親と一緒に普通のお風呂に入れますと書いてありますが、1人で座ることもできない赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのは、いわゆる「無理ゲー」です。
夫にお願いしても負担が彼に行くだけで、根本的な解決にはならないので、それならば最初から1人でも無理なく入浴させる方法を考えよう、と探し当てたのがシュナグルだったのです。
息子だけをキッチンで入浴させる場合、服を脱がせて、入浴させ、また服を着させるのに30分もかかりません。
一人でさっと入れられるので、夫の帰宅を待つ必要がない、一日のスケジュールが立てやすい、息子の就寝後に自分だけの入浴時間を確保できる、というのが最大のメリットだと思います。
退院後すぐでも、帝王切開でも負担が少ない
私は里帰り出産をしなかったので、退院後すぐから、しかも帝王切開をした体で赤ちゃんを沐浴させる必要がありました。
病院での沐浴練習が緊張の連続だったので、退院初日は恐る恐るお風呂に入れたのですが、シュナグルだと自分の腕を置くところがあるし、赤ちゃんの頭も安定するので、病院での練習は何だったのかと思うほどにラクちんでした。
暖かい部屋で沐浴させられる
息子は秋生まれなので、生後すぐから半年くらいは寒い時期が続きました。
そんな時でも、エアコンのあるキッチンで入浴させられたので、入浴中の部屋の温度管理はとても楽でした。
特に新生児のうちは入浴後にクリームを塗ったり、おへその消毒をしたりと、裸にさせたままやることが多くあるので、室温を心配せずにゆっくりとお世話ができたのは良かったです。
シュナグルを使う際の注意点
シュナグルを使っていて、気を付けないといけないと思ったことがいくつかありますので、まとめてみました。
シンク周りの安全対策
キッチンには洗剤など赤ちゃんに触って欲しくないものがたくさんあると思うので、入浴前には必ず赤ちゃんから届かない場所に移していました。
また、あんまり汚いシンクでお風呂に入れるのもなぁと思って、シンク内を洗剤で洗っていたのも、手間と言えば手間だったと思います。(でも、お風呂よりは面積が小さいので、単に私が面倒臭がりなだけ??)
また、うちは食器をどんどん食洗器に放り込んでいくスタイルなので、シンク内には洗いものがない状態でしたが、シンク内にお皿の洗い桶などを置いているお宅だと、シュナグルを使うためにお皿を洗うという手間が発生してしまうかもしれません。
お湯の入れ替え
私が買ったシュナグルには止水栓が付いていなかったので、子供を洗った後に、ベビーソープの泡が浮いているお湯を捨てて、新しいお湯を入れる作業がすこし面倒でした。
しかし、なんと今のシュナグルには止水栓が付いたようです!!
私の時も欲しかった・・・。
メルカリなどで古い型を購入する場合は注意が必要です。
入浴中のアレ
赤ちゃんは、特に生後4~5か月くらいまでの子は、入浴中でもお構いなく排便します。大も、小もです。
大事なのでもう一度繰り返します。
大も、小も、です!!
うちの場合は、小の場合はそのまま入浴終了。蛇口からのきれいなお湯をかけて、終わりにしていましたが、問題は大の時です。
離乳食が始まるまでの子供の便は非常に柔らかく、一瞬でお湯全体に広がるので、できればもう一度きれいなお湯と石鹸で体を洗ってあげたいと思うのが親心。
汚れたお湯をトイレに流して、お風呂場でシュナグルを洗ってから、リビングに仮置きしていた息子をもう一度お風呂に入れる・・・みたいな作業をしていました。
これがシュナグル最大の欠点だと思います。
でも、よく考えたら、お風呂で同じことが起こった場合は、もっと悲惨ですね・・・。みんな、どうしてるんだろう?
育児書通りではない!問題
多くの育児書には「生後1カ月から、大人と一緒に普通のお風呂に入れます」と書いてあります。本によっては「大人と一緒に入りましょう」とまで、はっきりと書いてあることがあります。
ですので私も、「1か月を過ぎてベビーバスを使っていると、赤ちゃんになにか悪い影響があるのだろうか?」と不安に思ったこともありました。
結論から言うと、そんなことを心配する必要は全くありませんでした。
ベビーバスで入浴させていたからといって、免疫力が弱い子になったとか、生活面での発達が遅れたとか、大人のお風呂に入れなくなったということはありませんでした。
ですので、これを読んでシュナグルでの入浴が自分の生活スタイルに合っていると思われましたら、育児書のことは一旦おいておいて、使ってみることをお勧めします!!
以上、長くなりましたがシュナグルを8か月半使ってのレビューでした。
ご質問等ありましたら、コメント欄へお願いいたします。